飲食店には「グリストラップ」は必須?グリストラップの基礎知識
グリストラップとは飲食店などの厨房にある「油脂分離阻集器」のことです。
使用目的は厨房から出る排水に含まれる油脂や調理で出たゴミをそのまま下水に流してしまうと、環境汚染にも繋がりそれを阻止するために用いられるのがグリストラップです。
水と油脂の比重差があるのを利用して、浮き上がった油脂だけを表面に溜める仕組みになっています。グリストラップの清掃は利用者が自分でおこない、毎日しなければならないタイプや、2,3ヵ月に1度でよいものもあり、使用している種類によって違いがあります。
グリストラップの清掃を怠ると、異臭が発生してその臭いが店内まで充填してしまう恐れがあるだけではなく、グリストラップ自体の性能にも影響するため気を付けるようにしましょう。
グリストラップの設置ルールは法律で明確に記されているわけではありませんが、建築基準法では「排水の汚れで、排水管が機能しない可能性がある場合はグリストラップを使用してください」となっており、強制ではありません。
飲食店の排水に関しては「下水道法」と「水質汚濁防止法」でも定められていますが、同じように明確に義務付けられていないのです。
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